2018年7月10日火曜日

萩造船所跡で黄昏れる 日本一周54日目 山口県記録




台風が過ぎてから暑すぎるので、今日は上半身を着ません。

日焼けが腕ばかりでバランスが悪いです。

上腕二頭筋が赤くなって痛いので、腕にシマノのシューズカバーを被せます。






最初の目的地は田万川温泉憩いの湯

チャリダーやライダーが多く訪れる日帰り温泉施設です。






近くに道の駅やローソンがあるため、休憩所には最適です。

道の駅のうどん屋が1番安かったので長萩和牛うどんにしました。

普通のうどんは280円だったけど、安くて安心してしまい480円のうどんを注文してしまう。





量は値段通りです。

肉は細切れで、ちょっとだけ萩の名物を食べたい時にいいですね。




鳥取→島根としばらく話し掛けられませんでしたが、山口県ではよく話しかけられます。

風呂でしきりに話し掛けてくるおっちゃんが200円くれました。






萩市に着き、スーパーで買い物を済ませると、今度は女性が聞いてきました。

「モトクロス?」

よく知ってるなと思う。

っていうか、私は分からない。

自転車に真剣に乗り始めて、半年しか経ってないので、自転車業界は素人に近いです。




今日は一度行ってみたかった古墳に出会えました。






スクモ塚古墳と言います。

道を間違えて偶然出会えました。




直径56mで高さ7mの円墳です。

上から見下ろすと結構高くて眺めが良い。






萩市には構成資産がいくつかあって、訪れるのに楽しい場所です。

一般の人が行ってもよく分からないと思いますが、造船所跡が世界遺産になっています。






先端の石垣に立つと風がすごく気持ちいい。

100km走ってきた体が癒されます。






無料ガイドはもう終了していたので、詳細は分からずじまいでしたが、西洋の技術が入って産業変化が起きた証ですね。






近くの萩反射炉で鉄製大砲を鋳造していたけど、費用や技術の面で難しかったみたいです。







高さが11mで、安山岩とレンガを積み上げた金属溶解炉の煙突です。

炎を焚く燃焼室と鉄を溶かす溶解室が別にあります。




発掘調査で確認されているそうですが、「現在残っている遺構はこの煙突部分だけ」と書いてあったので、部屋自体は見つかってないんだと思います。

軍備関係はこんなところで終了です。

今日のツーリングは喫食不足で疲れたので。




もう一つ行きたいのが松下村塾です。

学校の近くにも松陰神社がありましたが、ようやく本家に来ました。






屋敷がたくさんあってどれが松下村塾なのか迷いますが、最後にやっと見つけました。






ここで長州ファイブが育ったので、教育や政治の面でも、幕末の活躍振りが大きいですね。






今日泊まる陶芸の村公園は山風が吹くけど眺めがいいです。





高台にあって登るのに苦労しましたが、芝生があって空気も綺麗。

部活してた時みたいに横になってストレッチすると気持ちがいい。







走行距離:100km
稼働時間:11時間20分(8時40分〜20時)
走行時間:6時間
平均時速:16.5km/時
出費:6100円
宿泊場所:萩市陶芸の村公園