3時間しか寝てない。
だが、体の動きは良い。
イス席しか無かったが隙間の床で寝た。
意外とよく寝れた。
今日は酒田市まで行きたい。
いつも夕方〜夜の到着なので、市内散策の時間がない。
近くに秋田ふるさと村があったが閉まっていた。
9時半開場です。
たいした待ち時間じゃないが30分は待てない。
そこにグリーンスタジアムよこてがあったのでこれだけ見て行く。
ゴルフ大会が行われていた。
さて、行こう。
走り出すと白い山が現れた。
おそらく鳥海山だが、遠いのによく見える。
電柱が邪魔をする。
遮蔽物を避けて撮るのは難しい。
昨日はキャンプ場も考えたが、市街地から離れているのでネカフェに甘えた。
雄物川の先にあるがやはり遠い。
10kmちょっと離れている。
最近、峠の匂いが分かる。
そろそろ来そうだ。
立ち漕ぎで一気に登った。
新しいペダルが生きてる。
10分ちょっとで100m登った。
しかし、大して疲れていない。
高いペダルにして正解だったと思う。
あと50m登りてっぺんに来た。
一番上が横手市と由利本庄市の境目になっている。
ここから一気に下る。
途中で追い越していったサイドカーが道の駅にあった。
キャンピングカーも見かけるようになり、アウトドアシーズンを感じさせる。
東由利の道の駅はスーパーみたくなっている。
売店や食堂はもちろんで、生鮮食品や服飾コーナーもある。
鴨がご当地食材らしい。
鴨バーガーを食べてみたいが、ご当地系のハンバーガーは高くて手が出ない。
ミニチュアのバイク模型が目を惹く。
ライダーがよく来ることが分かる。
いい運動をした後の一服は格別うまい。
東由利を下っていくといきなり風が吹き荒れて来た。
さっきまで弱風だったのに強烈な突風に変わってる。
鯉のぼりが超泳いでいる。
新しいペダルのおかげで疲れは抑えられてるが、突然吹いたり止んだりするからイラっとする。
トンネルが来ると風しのぎができて良い。
どこか怪しげな表札のトンネルが続く。
だが、こっちの方が怪しい。
山上にそびえる謎の屋敷。
なぜあんなところに?
ともかく、そろそろ峠を越える。
川沿いを走っているときは少し落ち着く。
風が強すぎる。
間隔を置いて突風が吹くから2倍疲れる。
登り坂の疲れもあるし、ペダルが新しくてもさすがにダルイ。
げんなりして路肩で休む。
由利本荘市街手前で左に折れて行くので、交差点にあるコンビニで昼食休憩。
甘いものを欲するときは危険な信号。
顔まで火照ってる。
中川町の悪夢が蘇るが、今回はもう少し頑張れる。
また、サイドカーがやって来た。
普段見かけないが今日は3回見た。
入念にストレッチをして1時間の休憩。
そろそろ行きます。
ダルさが抜けない。
風車の動きは弱いが風が強烈。
由利本荘市に入り急にきたので、風が吹きやすい場所なのかもしれない。
何もない農道を走るからモロに食らう。
その分鳥海山がくっきり見えて感動するが、体はダルい。
海岸線に入り、東北に入って初めてチャリダーと目が合った。
7号線に接続すると平坦になるが、風の吹き付けが強いと意味はない。
少し風が収まったがさっきの疲れが抜けない。
大して進んでいないが、体から信号があるので休憩する。
まだ、甘いものが足りない。
百均で電池を買って、しばらく風しのぎ。
あまり、金を使いたくないが柿の種を食べたらやる気が出て来た。
風も弱くなったし行こう。
すぐ道の駅があった。
焦らずに刻んで進みたい。
とりあえず象潟を通過。
登る気力がないので上浜駅は坂下から見るだけ。
鳥海山が綺麗なのでちょくちょく止まってしまう。
風車とコラボしてたら撮るしかない。
しんどい。
思ってたより平坦では無かった。
少し休まないと動けない。
遊佐町まで来たときは暗くなって来た。
もうすぐなので少し気は楽。
郵便番号の数字が一番大きい町です。
今日の寝床は健康ランドの予定だったが、廃館になっていた。
500円と安い情報だっただけに悔しい。
真っ暗だったので姿すら見えなかった。
ネカフェも考えたが、充電や洗濯が必要ないのでキャンプにする。
酒田北港には多目的広場がある。
写真で見た限り問題ないし、東屋で雨もしのげる。
ここで決定。
コンビニで買っておいた弁当を食べてやっと落ち着ける。
なかなかしんどい1日だった。
明日は実家を通るので色々整理しようと思う。
走行距離:110km
時間:11時間
出費:1251円