夜は時々雨が降ってきた。
東屋の脇にして正解だったと思う。
遅くまでバスケの練習をしていた少年は大丈夫だったろうか。
この場所は高台にあるから人が来づらい。
しかし、朝6時には散歩している者が多数いた。
油断して6時に起きた。
上り下りが激しいルートだ。
340号線から走っていく。
国道に入る前で砂利道を走る。
走りづらいが、グーグルマップ様の命令だ。
しかし、これはひどい。
足場が悪くて7km/時も出ない。
タイヤがめっちゃ汚れた。
走るたびに泥が跳ね上がってくる。
10km先のローソンへ辿り着くのに1時間半かかった。
7時出発したのに意味がない。
ライターが付かなくなった。
買い替えて二戸市に向かう。
低勾配だが、アップダウンが続く。
登りの方が多い。
これだけ眺めの良い畑は初めて見た。
気分転換できて走りに調子が戻る。
街に出ると4号線に接続。
宮城では走りやすかった道だ。
途中から強くなり、雨具を着る。
昼食するふりして衣類を乾かす。
1時間半粘った。
雨はあまり降らなかったみたい。
自転車カバーの水滴が少ない。
でかい野菜直売所がある。
駅もでかい。
新幹線の停車駅なのは初めて知った。
しばらくすると雨が降るのでさっさと出発する。
馬仙大橋を渡ると雄大な山が現れる。
男神岩・女神岩は二戸市の象徴的な峡谷らしい。
鳥越の鳥居も迫力がある。
電柱より高い。
八戸自動車道も止まって見たくなる。
新築みたいに造りが綺麗。
この付近は自然の風景が綺麗。
あちこちパワースポットがある。
一戸町で懐かしきデイリーストアを発見した。
どうぶつビスケットを買った。
山と田んぼと列車の音。
映画でよく見る。
北海道周り1500kmと比べると短く感じる。
秘境の駅に来ました。
15時半になるので急ぎたいが。
ここのどこかに「命のノート」がある。
はず。
その線路沿いを登る。
最高地点は458m。
400m登ったけど、風の方がきつかった。
ここからはほぼ下りだ。
次の御堂駅から岩手町に入る。
しんどい前半戦だった。
この辺の地名はあまり聞かなかったが、レベル高い駅してる。
ホッケーの町らしいが、練習してる風景は見れなかった。
でかいけど、中には何もない。
隅のベンチの女子高生2人しかいない。
カメラを向けたら女将さんが現れた。
日暮れが近いので急ごう。
流れが神秘的。
たまに、市街地道に逸れれば平坦になるが、坂を登ってから気づくことが多い。
雨もちらついてるのでコンビニのベンチで夕食。
みぞれチキンカツとゆで卵。
今日の出費は節約できるかも。
厨川駅からは道が細かくなるので駅で止まるのがベスト。
真っ暗な道から都会っぽい街並みへ変わっていく。
ここはほとんど下り坂。
ペダルをこぐ必要もない。
ラーメン火ノ鷺。
盛岡ではレンガを作っているらしい。
レンガの会社を初めて見た。
だいぶ都会に近づいた。
駅前の橋はライトアップされている。
時間と共に色が変わる。
今は緑色。橋も丈夫な作りしてる。
盛岡駅についたが、この街には一日置ける駐輪場がない。
あってもタイヤの幅で門前払いされる。
盛岡駅の目印は漢字とひらがなで表記されている。
ひらがなも情緒あって良い。
石川啄木の名前も添えられているし。
自転車は仕方ないので駐車場の脇に停めさせてもらった。
寝床まで戻る。
橋の光がレインボーになっている。
近くで撮りたかったが。
たまに映画見たい。
ラプラスの魔女やってる。
10時間1645円でモーニングが無料。
ソフトクリーム食べ放題でかなりリーズナブル。
接客も申し分ない。
走行距離:110km
時間:14時間
出費:1384円
出費が抑えられた。