今日起きると隣でテントを張っている人がいました。
旅をしててテン場が一瞬になる旅人は初めてです⛺️
せっかくなので話しかけてみました。
同じ東京出発で、和歌山最南端に向かっているロードバイカーです🚵♂️
旅の話とか、雨なのでどうしようか話しているうち、一緒にコンビニまで行くことに。
雨が強まったり弱まったり、落ち着かない天気です。
流石にロードバイカー。
下半身がすごい。
追いつくのが大変です。
自転車のサインとかよく分からないけど、何となく走ってました。
朝飯買ってイートインで食べ、行った先の写真とか見せ合うの楽しい🤳
9時30分くらいに雨が止み、柴崎さんは北上していくのでお別れです。
私は本州最南端の潮岬へ。
本州最南端から北上して那智へ行き、明日、世界遺産の那智の滝を見にいく予定です。
潮岬突端までは左回りで行こうと思っていたけど右回りで走っていて、まぁ距離はあまり変わらないので気にせず進む。
坂はそこそこ。
汗ダラダラという具合ではない。
潮岬観光タワーは入場300円なので玄関まで。
日本最北端・本州最北端・本土最南端・四国最南端ときて、今回は本州最南端です。
あいにくの雨。
岬からの眺めや灯台を観光したので、次はトルコ記念館のある大島へ行きたい。
大島へ通ずる道は厳しい。
島に続く橋を見てゲンナリしたけど、ここの勾配はそうでもない。
むしろキツイのはその後。
走り方も悪かったかもしれないけど、なかなかの勾配が100mくらい続く。
予想していないと疲れが倍になる。
最東端のトルコ記念館に着いた時には汗ダクです。
私が勘違いしていて、柴崎さんは大島側に行ってなく、ここで再会しました。
登り坂に疲れてあまり話せなかったのが残念。
ここが大島の最東端。
灯台から海を見下ろせます。
ここで遭難したトルコ人を助けたのがここに住んでいた人たちです。
これが縁で、中東戦争では日本人が助けられました。
トルコでは亡くなった場所で『蘇る』という思想があり、ここにそのまま遭難者の遺骨が残っています。
日中修交記念館で受付の人が教えてくれました。
400円のトルコアイスが売っています。
体を冷やしてくれるアイスは、バイカーの夏の補給にピッタリ。
伸びる伸びる🍦
出発したけど、ギターケースを忘れて戻ってきました。
やれやれ( ´Д`)y━・~~
日米修交記念館も入館250円かかるので玄関まで🚪
トルコのことを教えてくれたのがここの受付の方。
30分くらい喋っていた気がする。
一緒に写真を撮り、私だけ持ってるのも悪いので送ってあげようとしたら、携帯がガラガラだから(笑)って言ってました📱
奥の海金剛を見て、戻ってきたら500円くれました😲
頑張って欲しい感じがする、と優しく応援してくれてます✨
マグマでできた海金剛。
要するに、地下に火山があるっていうことかな。
波が砕け散るとテンションが上がる。
ギター忘れたり、坂がきつかったりで疲れたので、戻ってきてコンビニで昼休憩。
本州最南端の串本駅を見て北上です。
途中の道の駅にもマグマでできた景勝地があります。
弘法大師が作ったとういう伝説があるみたいだけど、疑い深い私にとっては、いやいやそれはないから👋
気温も下がってきて走りやすい。
それでもまだ29℃です。
道が平坦なので考え事をしながら走ったらコンビニで、那智の滝が那智駅付近から登って行くことに気がつきました。
新宮市街からかと思っていた。
そんな訳で、少し時間ができたので銭湯に行っときます。
ゆっくり進んで、ちょくちょく入るのもいいかな。
那智勝浦町のゆりの山温泉は安い。
300円で泉質も好きなタイプです。
蛇口も温泉で、浴槽に流れてくる温泉水も飲めます。
なので、温泉水を売っています。
ここの家の人が親切で、ぶら下げ蚊取り線香をくれました。
これで蚊と格闘する心配から大きく解放される。
旅のこと興味深く聞いてくれたり、宿泊場所考えてくれたり、旅路で出会う優しい人たちとの思い出が寂しさをあっためてくれる。
と、言っていたのはしずかちゃんのお父さんです。
詳しくはドラえもんで。
市街地の人はテント張るくらいで気味悪がるから嫌いだけど。
気が小さいのが移ると困るので早いとこ退散。
意外なことに那智駅は無人駅だった🚉
道の駅とも直結しているので寝るには最適。
気分がよろしくないので、酒飲んでベンチで寝ようかな〜としてたら強烈なスコール☔️
自転車を宿らせて駅に避難すると、中は誰もいないしベンチはあるし明かりはあるしでこりゃ逆にいいや💤
和歌山市で入ったエバグリーンが強烈に安かったのでまた入ったけど、ここの店舗は普通でした。
夕飯はちくわとかパンとか。
惣菜が無い。
走行距離:60km
時間:6時30分〜19時30分
走行時間:4時間
出費:1700円
宿泊場所:那智勝浦の公園