2018年7月14日土曜日

因島にある本因坊秀策の墓 日本一周58日目 広島県記憶②




私がヒカルの碁を読み始めたのは中学か高校の頃だったと思います。

毎週ジャンプを読んでいて、絵の綺麗さとストーリー性に惹かれました。





因島には本因坊秀策の墓があると聞き、今日の朝はそれを見に行ってきます。






本因坊秀策というのは1800年代の無敵の棋士です。

ヒカルの碁では藤原佐為という、平安時代の無敵の女性棋士が乗り移り、本因坊秀策が強くなっていくストーリーになっています。






本因坊秀策記念館は10時会館で、まだ時間があるので先に墓を見学に行きます。







実際漫画で見て憧れていた人の墓を見るのは感慨深いですね。

碁石が供えられていて、囲碁に命をかけた人だということが分かります。





記念館の前の側溝には碁石の絵が描かれています。






時間を潰しながら、会館を待ったので一番で入館です。

見学料金は300円。

流石に小さい島に来る人はそんなにいないので、人は少なかったです。





記念館にも対局用の碁石がありました。






愛用の碁盤には秀策の心得が描かれています。

「慎始克終」(始めを慎み最後に克つ)

「視明無惑」(見ること明らかに惑いなし)






漫画からもその強さが伝わってきます。

実際に記念館でその生涯に触れてみても、一時代を築いた人だったと分かりました。





秀策の経歴をドラマ化したビデオが視聴でき、分かりやすくて興味深い内容になっています。






叱られて押入れに閉じ込められても、その中で囲碁を打っていた姿が印象的です。





強い棋士になると、幽玄の間という部屋で対局できます。

大きな大会の決勝くらいでしか利用されないので、囲碁を打つ人にとっては甲子園みたいな憧れの場所です。






模型でも雰囲気のある装いでした。





本因坊家は徳川家康にも仕えていて、名家ですが秀策は因島出身の平民から跡目に継ぎました。

ヒカルの碁で藤原佐為が乗り移って強くなった、というストーリーもこの辺の経歴からきているんだと思います。






因島に来ることはあまりないので色々と観光します。

八十八箇所霊場の仏様が勢揃いの場所がありました。






宗教には疎いので、よく分かりません。

なんで八十八箇所回るのでしょう。






延命してくれる仏様がありましたが、いいです。

弘法大師が一番すごいのかな。

一番デカイ。






真正面から見ると怒っていて、下から見ると温和な顔に見えます。






今日は焼肉をご馳走してもらいました。





BBQなどやった記憶がないくらいです。

着火材で火を起こし、網で野菜とかウインナーとかも焼きます。






焼きジャガイモが一番美味しかった。

マーガリンを付けると一層美味い。






皆と話ができて楽しかったです。

連れて来てくれた仲間と暖かく迎えてくれた家族の皆に感謝です。





この日寝たのは翌4時半です。

24時に寝る予定でしたが、話が弾んで飲み明かしました。





ギターやゲームで久しぶりに笑いました。

あまり飲む人じゃないけど、たまにこんなのも良いですね。






7時半頃に起きたのが奇跡です。





走行距離:10km
稼働時間:21時間半(8時〜翌4時半)
走行時間:1時間
平均時速:10km/時
出費:1180円
宿泊先:因島