2017年8月17日木曜日

富士山頂に到着したら景色が半端ない




バスで須走5合目に到着。


トイレは有料で一回200円請求されます。









若干イラッとして「誰が払うか!」

と思いましたが、漏れそうでトイレに行かないとスタートできないので、泣く泣く支払いました。









とりあえず、ストレッチで気合溜め。

登山道へ続く道に山小屋東富士山荘とか出店があってもスルーです。







登山道の手前に番人が二人いて、下山してきた人たちやこれから登る人とダベっています。

手の空いていた番人が私に登山の心得らしきことを説明していました。

大体分かっていたのであまり聞いてなくて、写真だけ撮ってもらいました。









歩き始めてすぐ登山の安全祈願の社があってもスルー。

登山道は岩ボコだらけ。








無心で登って行く。


その辺の花や景色を撮ったり、ブログに書く内容を考えたりしながら登っていたので暇はしませんでした。








きつい登りが数時間続くので、何らかのインプレッションがないとモチベーションが上がらず途中で諦めてしまいそうです。








登り初めてると標高2000メートルの看板がありました。

ここを過ぎたら気圧が800を切っていました。








一時間ほどで新六合目の休憩場所があり、山小屋とトイレがあります。







この時間は閉まっていたけど、時間帯によっては飲食物も購入できそうです。

標高は2450メートル。

トイレは100円でしたがここは見張りはいません。








デジカメの使い方を覚えるとただのハエでさえ趣を感じる。








この辺りはしばらく登山道と下山道の道が同じですれ違いがあります。








登山道は木々と岩間が多くて歩きにくい。


カラマツの木がやたら斜めってる。








花とか見て歩いてるのもモチベーションが上がるポイントの一つ。







楽しみながら登っても疲れる。

途中途中で踊り場があるから、その辺で休み休み行かなければ体力が足りなくなる。









次の休憩場所は本六合目。

標高2700メートルで気圧が750。








新六合目からは40分ほど。


ここの山小屋の瀬戸館は食べ物買ったり、休んだり出来ます。







トイレは200円。


10分ほどストレッチ休憩して出発すると、だんだん霧が深くなり、霧雨が体を覆ってきました。







しばらく秋用のパンツとパーカーで頑張ってみましたが、七合目辺りまで来ると雨が服に染みてきます。








レインジャケットとレインパンツに着替えてバックパックにも雨具をかぶせる。








気圧は721まで下がってお菓子の袋も膨らみ気味になってきました。








少し晴れ間が見えたので、一服して登ろうとしたところ、上から降りてきた人たちが「超高速富士登山ですね。」と話し始めめたので盗み聞きすると、山頂を出発したのは12時過ぎで、この七合目には今12時40分に着いたとのこと。









「めっちゃはえーな。」と思いつつも、大体のタイムスケジュールに目星が付きました。

この先はイタドリの花がパッチ状に生えている場所が多い。






高山帯では高い木が育たずに低い木や草しか育たないからです。


これが森林限界。






次は本7合目。









時計を見ると9時半から登ってきて、本七合目で13時20分。







バスに間に合わないかもと少し焦り、見晴らし館の休憩所はスルーしました。







ここは温泉が出ているのか硫黄の匂いがします。







遭難者の慰霊碑。


無理な登山は避けましょう。






道は岩と砂利だけになってきました。








履いてきたサンダルの中に砂利が入ってきますが、バンドを緩くしておけば砂利の抜け落ちも良くなるみたいです。

気圧は700を切りましたが、不思議と呼吸は苦しくなかった。

心肺機能はしっかりしているっぽい。







八合目には皇太子殿下ご宿泊所江戸屋。

ここを抜けたら光が差してきました。







この辺りから上に向かってジグザグに進む単純な道が多くなります。









見上げると明るい日が差しているので、次の山小屋と団体客の姿がよく見えます。







気に入った岩壁を撮っていると、2、3人で下山してきた人が「撮りましょうか?」と言ってきました。

お願いしましたが、2枚3枚と調子に乗り撮り始めてイラッとしたので次からは断ります(笑)








本八合目では一服しつつコーヒー休憩。







販売店の人はあまり商売熱心ではなく、砂糖とミルクを下さいと言ったけどくれませんでした。









そういやないぞ!

みたいな感じで後から気付きました。


食事をしないと中で休ませてくれないのでベンチで休憩です。






標高は3400メートルなのであと376メートルです。

約50分で山頂に着くみたい。


10分位小休止して出発です。








雲の上に来たみたいで、日の光とのコラボレーションが綺麗です。








赤みがかっている土は、関東ロームと呼ばれる赤土らしく、顔料として染め物に使われるとか。

火口が近いようだ。


八合目五勺の御来光館は石崖の上で、本八合目から高さにして50メートルの距離。






山小屋の雰囲気を味わいたく、お昼を食べたかったこともあって御来光館では休憩。







休憩中、3人の宿泊客が来て、飯付きで25500円を請求されていたので1泊1名8500円位するみたいです。








消灯21時でチェックアウト8時。

中は結構な数のベッドがありました。








食事をすると20分位休憩していいみたいですが、人が少なかったのでもう少し居て大丈夫でした。

800円位の醤油ラーメンを注文。







200円する『焼き印』が気になって、腕に焼くのかなと思ったら登山に使う木のスティックに焼いて印を付けるそうでした。

腕だったら刺青になるもんね笑

御来光館を出ると完全に雲の上で、爽やかな空気が周囲を覆う🌟







かすかに見える鳥居が九合目の手前にあった気がします。

雪景色も見えてきました。







富士の玄武岩は迫力がある。







確か鳥居の後ろが九合目だったと思いますが、看板だけで山小屋とかは無かったはず。







3600メートルまで来てあと176メートル。


気圧も666で標準の半分近く。


ロープを伝って九合目からはあっという間。







富士山頂に到着しましたが、帰りのバス時刻に間に合うか。

この時点では最終バスは19時45分だと信じていた。

現在時刻は15時50分。







山頂からの雲海の絶景には息をのみます。

マジ凄い💧


写真を撮りまくる。






下山篇へ続く・・・