壮大な富士の谷にしばらくボーッとしていました。
お鉢参りと言って山頂の周りはぐるっと回っていいそうです。
周辺一帯を覆い尽くす雲海の眺めが本当すごい。
何度もシャッターを切りましたが、途中で充電が切れる悲しい事態がありました。。。
携帯充電器を持っていたら対応できるし持ってたら良かった。
火口近くに来ると中がギリギリ見えます。
中はくぼんだ砂地で、変わった特徴はないです。
地味に撮ってると「撮りましょうか?」って言われるので、困ってない風を装います。
で、帰りのバス時刻を再確認するとお盆期間の最終バスは19時45分。
それ以外の期間が18時45分。
今日は17日。
ん?お盆だっけ?
違うじゃん!!
17日をお盆だと勘違いしており、最終は18時45分だということが発覚。
もう16時50分なのでマッハで下山します。
下り坂の道は黒くて柔らかい砂地です。
転びそうになるのでストック1本の持参は必須です。
途中、マッハで下山する様子を見ただるそうな大学生3人組は
「いやいやいや!」
我ながらすごいスピードだったと思いますが、彼らはギョッとしていました。
ジグザグの道を急いで駆け下りますが、景色が良すぎて頻繁に撮影タイムが入るから進めない。。。
雲間に浮かび上がる森林の風景を撮りたい。
ラピュタみたい🌥
富士の景色といったら影富士が有名らしい。
雲が山状になってる珍しい光景に足を止める。
マッハで下山する様子を動画撮影しました。
歩を進めるたびに砂の中に足が埋もれます。
素足がこの砂にさらされると爪が白くなるみたいです。
六合目辺りで残り約30分。
間に合わないかな~と諦めかけましたが、
『諦めたらそこで試合終了だよ』という言葉を思い出し、なんか集中力が高まってきた。
躓きながらも砂払い五合目まで降りて残り20分。
当然、休憩所はスルーし岩間と木々を通る道に出ます。
あまり下山者、登山者と遭遇しなかったことが良かった。
ストックを持っていたこともあって、ある程度速度を付けてもバランスを崩さない。
間に合うかもしれない。
妙な自信が涌いてきたところで、最初見た鳥居と階段が見える。
もうすぐゴールかもしれないがあと5分。
違ってたら間に合わないが、最初の登山道入り口が・・・見えた!
ハイスピードで走る自分に関係なく、イスでくつろいでる番人が
「お疲れさま~」
と言ってのんびりしている。
(自分)「もう、バス出ました?最終18時45分ですよね?」
(番人)「18時45分はある。あ、ギリ!間に合う!」
ということで、バス停まで駆けていくと出店があった辺りでまた
「お疲れさま~」
と言っている人がいる。
(その人)
「いや、最終じゃぁ・・・まぁ、出るし」
最終じゃないのかよ!
ホームページに書いてるのに・・・
(バスの運転手)
「最終は20時15分だよ~。」
めっちゃ余裕あるじゃん・・・
もっと楽しんで降りてくれば良かった。
ヘッドライト付けながら下山とかやってみたかった。。。
バスに乗ると18時45分ジャスト。
すげー神がかってるから、これが最終であって欲しかった気も・・・
めっちゃ疲れた。
腹減ったしトイレ行きたい。
宮上のバス停で降り、道の駅すばしりのバス停まで行く。
またも、神がかり的にバス停に着いた瞬間バスが来る。
富士山山中湖のバス停に着いたところで
(寄宿先のオーナー)
「海馬のほうとうはお勧めですよ。」
と言っていたのを思い出し、早く戻りたかったけど飯のために5分ほど寄り道。
歩いてちょっとあるけど中はすごい広い。
座敷席とテーブル席がレジを境目に左右で別れています。
座敷席行きたいな~と視線を傾けていたのに
(ウェイター)
「テーブル席どうぞ~」
と案内されました。。。
お高めの店だし平日の夜だし、中は空いています。
色々メニューがありどれも良いけど、ワカサギの天ぷらとほうとうと馬肉と、名物山盛りなので甲斐路御膳を選ぶ。
食べた後だけど笑
腹減ってがっついたから、写真撮り忘れたT_T
料金は2500円前後しましたがこんな日はよかろう。
小鉢を少しづついただく和食の良さを初めて実感。
料理が富士の雲海にも劣らない絶景に見えたので写真を撮っておきたかった。。。
ここ最近眠れないことは滅多にないんだけど、床に就くと興奮して中々眠れませんでした。
まぁ、明日の準備したりシャワー浴びたりしようかと、シャワールームの空きを伺って部屋で雑務しますが、22時前後の時間帯は混むようで中々空かない。
近くで空きを待っている方が楽かなと、共用スペースのテーブルで寝転びながらワンピースを読んで待ちます。
コーヒーは朝に淹れるので夜はありませんでしたが、マスカットとか自由に食べていいので摘まみながら待機。
冷蔵庫やキッチン、喫煙スペースもあるから結構居心地が良いです。
ゲストハウスだから外国人もたくさん来るので、写真とかたくさんあります。
この日、歩いた数は32129歩。
オーストリアに行った時の1日20000歩を遥かに超えました。
日本一の富士山を制覇したから日本一になった気分。
目標は世界一。